幼少期について語ろう

アクティビティのねらい・概要

ねらい

このアクティビティでは、幼少期について振り返り、お互いの生い立ちや子どもの時の思い出について語り合います。学生は国や地域、家庭によって様々な背景があることを知り、文化的(・経済的・宗教的)な多様性を実感することができます。

概要

目標
  • 自分の幼少期に関する話ができる。
  • クラスメイトの幼少期について聞き、質問できる。
  • 幼少期の思い出の多様さに触れることができる。
学生の日本語力 初級後半(A2)以上
その他の言語力
  • 学生が質問で分からない時、単語レベルで学生との共通言語でサポートできるとなおよいが、必須ではない
所要時間 1時間
おすすめクラス クラスメイトとの関係が深まってきた時期に、お互いをさらに知るための小さな座談会(トークセッション)として行うのがおすすめ。

手順

ロードマップ

1.タスクの紹介:座談会(トークセッション)

  • 【教師】今日の活動の目標を説明します。さらに、学生が心地よいと感じる範囲内での自己開示や話し合いでよいと伝えます。

※目標や心地よい範囲内で話すルールが分かったうえで座談会をすると、学生も目的意識をもって、かつ安心して話合いに臨むことができます。

  • 【教師】以下のタスクを紹介します。

今日の座談会トピックは「子どもの時」です。たくさん質問したり説明したりして、お互いについてもっと知りましょう。

例えば、以下のような質問があります。適宜、学生に合うような質問数や質問内容、質問順に調整するのがいいでしょう。

  • いつ学校に行き始めましたか
  • だれと一緒に住んでいましたか
  • 週末に学校や宗教的なイベントに行きましたか
  • 家事の手伝いをしていましたか
  • 仕事(労働)をしていましたか
  • どのような本やお話が好きでしたか
  • どのような遊びが好きでしたか
  • 兄弟姉妹のお世話をしていましたか
  • 習い事をしていましたか
  • お小遣いはありましたか
  • 放課後に何をしていましたか
  • 好きな家庭料理は何でしたか
  • 好きな家でのイベントは何でしたか

※写真や絵とともに共有するよう促すと、さらに生き生きした活動となるでしょう。

※家庭料理や遊び、イベント名などは母語のままで言うようにします。

※話合いのグループはクラスサイズに応じて、固定しても、いくつかの質問ごとに変えてもいいでしょう。固定するとより深い話になったり、お互いのことをさらに知ったりすることができます。なるべく多くのクラスメイトと話してもらいたい場合は数回メンバー変更の機会を取るなど、目的に応じて決めるといいでしょう。

2.振り返りタイム

  • 【学生】座談会での経験を振り返り、共有します。

例えば、以下のような質問があります。残り時間やクラスに応じて、適宜質問内容を調整するのがいいでしょう。

  1. 面白かった発見は何ですか
  2. 近所の子どもたちも同じような幼少期だったと思いますか
  3. 子どもの時の自分へのメッセージは何ですか

参考文献

  • Education Pack “all different – all equal”, Directorate of Youth and Sport, Council of Europe, 2nd edition. “My Childhood”. (p. 127-128) rm.coe.int/1680700aac

こんな先生・活動にお勧めです!

M

この活動はシンプルですが、国や地域に限らず、家庭によって様々な背景や事情があることを実感することができます。話すことが好きなクラスや仲が深まってきたクラスでおすすめです!